GRIZZLY CUPに向けて!

そろそろ頑張りますw いつも遅い!今回も相変わらずギリギリ。でもいつもよりは早いです。人はちゃんと過去の反省と向き合って進化して行かなければいけません!
北陸ヤーンフェアに 2日間立っていただけなのですが、腰痛で大変です。これが老いというものなのか??負けられません!このオンラインサイトでポッキーズTシャツを作ったり、少しづつものづくりを本格化させる為には、皆さんにブログを楽しんで見てもらって買ってもらう。その為にも宣伝活動の為にレースも頑張ります(笑)⇦こじつけw

さて、まずは車両の整備です。今回の車体は1976年のHusqvernaです。スティーブマックイーンが乗った事で、このもう少し前の年式は無茶無茶プレミアが付いているバイクです。残念ながらマックイーンと関係ない年式は価値が低いw ハスクバーナって言えば今はチェーンソーが有名で、検索を掛けたらチェーンソーがどんどんヒットしますw 検索途中で人に見られたらお前はは木こりかっ!て言われそう(笑)
でももっと昔はミシンのメーカーだったらしいです。これ豆知識ですが私も人から聞いただけですが…w

ネット検索しているとこのハスキー(ハスクバーナの通称)をeBayに出していた人がユーチューバーで特に2本も動画に残っていました。
https://youtu.be/FCIdu-rZwQ4 と https://youtu.be/oQBZhJh1Bok
この人Georgeって言うんだけど何かちょっと抜けてて憎めないw でも、バイクに関してはちょっと適当だな〜。ボロバイクを集めてちょっと触って転売する。そんなYouTubeって需要あるのか??笑 しかしこの人バイクを発見してまずは洗車で綺麗にして、ガソリン入れてすぐエンジンを掛けるなんて…私より雑w

ひょんな事から日本に来たハスキー。本当は春には綺麗になってエンジンが掛かっていたのですが、ある日を境にうんともすんとも…前にもどこかで聞いたフレーズですw
今回も絶望的に掛かりません。千里浜が終わってから結構真面目に何とかしようとしてましたが、INDIANレーサーと共にどちらもうんともすんとも言いません(涙) 
ハスキーは圧縮が高すぎてキックもまともに踏み下せないので、今回もやります!『底圧縮化!』これはINDIANでもお馴染みでしたねw まずはあの時に使ったアルミ板を使って自力でスペーサーの製作をします。

ここからちゃんと綺麗に削って行きました。でも、また面倒くさがりの私はBlogネタの写真を撮り忘れます…涙
早速蹴ってみますが、うんともすんとも言いません。以前より定圧縮ですが、それでもキックスピードが足りないのか?その後、お休みの日に金沢市内のモトクロスコースBLACK BOREで掛けてみるも全然ダメw 皆に手伝ってもらって押し掛けをしても今度はクラッチが滑ってクランキングしてくれ無い…。意気消沈してそれからしばらく放置が続きます。

そう言いながらも時間はどんどん経過して行きます。で、おさらい。なぜ急にエンジンが掛からなくなったのか?夏頃だったかに急にエンジンが掛からなくなって、よく調べていたらキャブレーターのフロートがどう考えても逆に付いている気がする…。と言うことでさっきのYouTubeを何度も見ていたら原因が分かりました!ジョージがキャブを開けて「Pretty nasty! pretty nasty!」(むっちゃ汚い!)を連呼しながら一応ちゃんとキャブを清掃していたのです。実際その後も汚かったので私がもう一度綺麗にしましたがw
で、問題はその時です。

動画のスクショなのでちょっと画像が荒くてすみませんが、ピン見たいものがフロートの下の部分にあるのが見えるでしょうか?フロートが浮いた時にこのピンがフロートバルブを押し上げてガソリンの流入を抑えるのですが、この位置がジョージがバラす前の汚ね〜って言っていた動画に出ていました。ピンの位置は下です。

↓の写真はキャブ清掃後の写真です。

画像がボケててちょっと見ずらいのですが、ピンが上になっているのが判るでしょうか?これでは本来ガソリンがフロートの中に入ってくれません。だけど何故かこの組み方で組んでもエンジンは掛かっていたのです(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
でも、すぐ止まっていたので正規に組み直してエンジン掛けてたら、今度はキックスプリングが折れてキックが戻らなくなったり色々と不都合が有り、その日を境に不動となっていたのでした…。

まあ、とりあえず気を取り直して、今度こそ本気と書いてマジです!やります! 最後のキャブ調整を石川県のモトクロスの大御所ヨネジイさんにお願いするつもりも、「キック重くてかけれないバイクは嫌だ!」と言われちゃってるので、圧縮をもう一段落とします!

愛知県の変態鐵工所の岩ケンさんにお願いして、銅でちゃんとした物を作って頂きました!岩ケンさん有難うw
さすがプロが作ったものは出来が全然違います!厚みも3mmこれで我々老人にも優しい低圧縮仕様に!なったのでかかる筈W

ところが、またまたうんともすんとも…涙 どうやらガソリンが行き過ぎているのかガソリン臭い…。で、何となく嫌な予感がしていたのですが、キャブがオーバーフローしていたみたいです。もう一回キャブをバラしてフロートの調整をして、トライするもダメ…。
多分クランクケースにガソリンがジャバジャバ状態なんだろうね…😭 これは 2ストロークの宿命。多分前の週に頑張って掛けていた時にコックをオフにし忘れていたから…。で、ヘッドを開けたついでに空キック何度やってもずっとガソリンが出てくる感じ…しかも関係ないミッション側からもガソリンが漏れている感じがします。


ムッチャ嫌な予感です…。で、クラッチカバーを開けてみると!!!!

ガソリンがぶっしゃ〜!ふなっしーのなし汁ぶっしゃ〜より酷い😭 ミッションオイルが全て混合ガソリンになっちゃっています。成る程、この前押し掛けでクラッチが滑っていたのはお主のせいか???
ここで途方に暮れます。こんな所にガソリンが入り込むとしたらクランクのシールが抜けたから??と言うことで途方に暮れても小人さんが夜な夜な治してくれる訳でも有りません。やるべき事をやります。
さて、オイルシールのサイズは…と探すと400円くらいの物が簡単に手に入りそう。ここはほっと胸を撫で下ろし、クランクギヤを外すのにプーラーが見当たらなかったので、イメージトレーニングの為にオンラインでマニュアルをチェック!(便利な世の中になりましたね〜)

ん?オイルシールがクランクの内側に!!!!! なんてこった!(思わずなんてこったパンナコッタって言いそうになるのを必死に堪えますw)この上の写真の47番の部品です。これが外に向いて居てくれたら、簡単に引き抜けるのにこれが内側だとケースを破らなきゃ行けません!! そんなの無理〜😭 絶対にやりたくない〜😭

なので無かったことにします。ストーリーとしては、ケースにガソリンが溜まって時間がたって膨潤してそれでガソリンがギヤケース側に漏れてきた…。乾かせば気密度が上がるハズ!

間違いない!

と言う事で、本来はエンジンをおろして逆さまにして洗浄が正しいのですが、面倒くさい!w バイクごとひっくり返しますw

なかなか見る光景ではありませんw これで数日放置プレーです。やっぱりケースにはまだガソリンが溜まっていたのか、結構漏れてきます。その内乾くでしょw

そんな時間も勿体無いのでYouTubeで色々検索しているともっと大変なハスキーをレストアしてるおじさんの動画に行き着きます。

見ると内側にシールがあるのが何となく納得。ベアリングにはミッションオイルが掛かることでベアリングの寿命を伸ばしているのか?ならば仕方ないな〜。などと日々勉強。

でもって、ようやくエンジンを掛ける日がやってきます。その日はポッキーズの副会長と常任理事がヘルプに来てくれます!有難う!

でも、いざ集まって見ると私は腰が痛い、副会長は両足骨折の重症なのでまだ足が痛い、常任理事はこの前モトランドでジャンプ失敗して胸をハンドルに強打して多分折れてるw(本人は絶対に折れていないと言い張っていますが、動く度に唸っていますw)
こんな頼りない援軍でこのハスキーが復活するのか??むっちゃドキドキw
さて、まずはキックの様子を見ますが軽くなったとは言えそれでもかなりの重さです。常任理事に至ってはちょっと蹴っただけで、「こんの絶対無理!」ってw ひ弱です。


ここは1番元気な腰痛の私が蹴ります!「パッシュ!」っとケッチンが・・・。

これやばい、足折れる😵 むっちゃ恐怖の瞬間ですが、頑張ったら掛かりましたw 常任理事はわざわざ車にブーツを取りに行って準備してくれたのにあっさりと掛けてしまってごめんなさいw

せっかく動画を撮ったのですが、ここには動画をどうやって貼れば良いのかわかりませんw次の進化までお待ちくださいw

で、エンジンが掛からなかった理由を考察。突然掛からなくなった時にも実はオーバーフローでガソリンがケースに溜まっていたのではないか?と思います。その時はまずキャブのフロートを直した。その同時期にキックアームのリターンスプリング問題でエンジンが掛けられず、その時もガソリンコックがONのままキックの修理をしていたのでケースにオイルが入ってしまった。たしかにその頃マフラーにガソリンが溜まりキックの度に滴っていたな〜。でもその時はギヤまでガソリンが回る程では無かったと思うのですが、掛からなくなったので放置。でもって先日から圧縮を落としたりしてる時にコックをONのまま結構ひどいオーバーフローが発生し遂にエンジンから完全にガソリンを除去したのでエンジンが掛かった。なんかスッキリ!

さて、その翌日にINDIANも治りましたw

先日のウエスタンリバーで雨の中停めていたらマグネトーに水が侵入して、この部分が錆びて火が飛んでいなかった…。その後綺麗に磨いて組み直したら手で回しても火が飛んでいたので、組み付けたらまた火が飛ばない…。
もう一度バラして見ようとチェックしたらマグネトーがうまく刺さっていなかったと言うオチw バルブカバーを外してクランキングしてからの点火時期調整をしてこちらも無事にエンジンが掛かった!

何事にも原因があってトラブルが起こる。仕事の機械でも不具合が起きた時にはまず再現テスト、それぞれの部品の役割を理解する。そんな事が大切だと改めて思わされる数日でした。

さあ!これで 2台ともエンジンは掛かる。後はちゃんとセッティングしてレースのエントリー。う〜ん、もう時間がない中でセッティングできるのだろうか?明日はNXフィールドトヨタで先述の岩ケンさん達が主催するHiPointなる軽いレースに行って来ます。
そこでハスキーのセッティングが出来ればエントリーだ!INDIANはどうしよう…。操作系の違うバイクでダブルエントリーで前回失敗したしな〜と悩む今日この頃。

ちなみにFULLY STRETCHのモトクロスパンツの試作は水面下で進めている・・・かもw

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